いつもが実施した「第2回 商品検索における生成AI活用の実態調査」によると、2025年4月の前回調査で47.1%だったAI検索の経験率が、年末には64.0%へ上昇した。また、「Amazon Rufus」などEC特化型のAIを継続して利用する割合が増加傾向にある。
調査対象は、消費者リサーチの「Knowns」(ノウンズ)の消費者モニター(国内20代〜60代男女)534人。調査時期は2025年12月。
商品検索でのAI利用は6割超に拡大
商品を探す際にAI検索を使用したことがあるかを聞いたところ、全体では「よく使っている」が15.5%、「時々使う」が39.9%、「一度だけ使ったことがある」が8.6%で、合計64.0%が「使ったことがある」と回答した。前回の調査時点(2025年4月)の47.1%から16.9ポイント上昇した。
年代別で見ると、最も若い年代である20代では「よく使っている」が27.7%、「時々使う」が41.0%、「一度だけ使ったことがある」が10.8%で、合計79.5%が商品検索にAIを活用したことがある。
調査のなかで最も年齢層が高い60代は「よく使っている」が15.9%、「時々使う」が32.7%、「一度だけ使ったことがある」が4.7%で、商品検索にAIを活用している割合は合計で53.3%だった。
AI検索利用は、20代の81.9%に対し60代が52.3%
「ChatGPT」「Gemini」「Bing Copilot」などのAI検索の経験値は、全体では「使ったことがある」が最も多く64.8%だった。「知っているが、使ったことがない」は27.9%、「知らない」は7.3%。
「使ったことがある」と回答した割合を年代別に見ると、20代では81.9%、30代では72.2%、40代では63.0%、50代では60.0%、60代では52.3%。
20代では日常の購買行動にAIが溶け込んでおり、60代でも半数超がAIの活用経験がある。いつもは、「全世代において、AIはもはや特別な技術ではなく、身近な情報収集手段へと変貌を遂げている」と考察している。
AI検索の利用メリットは「効率化できること」
AI検索を使う最大の理由は、全体では「時間をかけずに探せる」が最多の54.7%、続いて「比較・要約してくれるから便利」が45.9%だった。
年代別に見ても、どの年代でも「時間をかけずに探せる」「比較・要約してくれるから便利」を理由にあげている。いつもは「膨大な情報の中から自分に合うものを効率的に見つける手段としてAIを高く評価している」と解説している。
「Amazon Rufus」利用者の使用頻度は75%
Amazon内での検索に特化したAIアシスタント「Amazon Rufus」の利用状況について、全体では「使ったことがある」が24.9%、「知っているが使ったことがない」が26.2%、「知らない」が48.9%だった。
年代別で見ると、「使ったことがある」人は20代で44.6%、30代で33.0%、40代で21.3%、50代で14.2%、60代で18.7%。
直近半年間における商品を探す際の頻度で「増えた」と回答した割合は、「Amazon Rufus」が75.5%で最多。「『ChatGPT』『Gemini』『Bing Copilot』などのAI検索」は66.4%、「Google AI検索(AI overview、AIモード)」は58.5%だった。
年代別で見ると、「Amazon Rufus」の利用頻度が増えた割合は20代で90.0%、30代で66.7%、40代で76.9%、50代で40.0%、60代で100.0%となっている。
いつもは「一度利用したユーザーの間では高い頻度で使い続けられる傾向にある。AmazonアプリにAIが統合されていることで、日常の買い物にAIが自然に溶け込んでいる状況が伺える」と見ている。
調査概要
- 調査時期:2025年12月
- 調査対象:「Knowns」の消費者モニター(国内20代〜60代男女)534人
- 調査方法:Webアンケート
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