アンドエスティはこのほど、Cサイト「and ST(アンドエスティ)」に、GROWTH VERSEが提供するマーケティングAI Agentソリューションの「レコメンドAI」と「AI画像検索」を採用した。個人に最適化した“発見型”の体験を継続的に提供する目的。今後は「アンドエスティ」で発見型のレコメンドを順次公開する。
レコメンドAI、AI画像検索の特長
「レコメンドAI」は、過去の履歴から、「今この瞬間」のユーザーの行動や商品の特長をAIが解釈し、最適な提案につなげる。レコメンドには、顧客・商品・購買・閲覧データに加え、LLM(大規模言語モデル)による意味ベクトル(言葉の意味やつながりを数値化したもの)を活用する。
「AI画像検索」は、AIがユーザーの検索意図を理解し、求めるイメージに合致するアイテムへ誘導する。ユーザーがアップロードした写真や選択した画像に基づいて検索を行う。
「探索型」から「発見型」のECシフトをめざす
アンドエスティは顧客との接点拡大や、商品の選択肢を広げる取り組みを推進している。2030年2月期を最終年度とする「中期経営計画2030」においては、「ID(顧客基盤)×LTV(顧客生涯価値)」を軸に、「Play fashion!プラットフォーマー」としての成長を掲げている。
アンドエスティによると、世界のEC市場では目的の商品を探す「探索型」から、予期せぬ商品との出会いを提供する「発見型」へのシフトが進んでいる。一方で、高度な発見型体験を実現している企業は多くないという。アンドエスティは「レコメンドAI」「AI画像検索」の導入により、個人に最適化された発見型の体験を継続的に提供する。
目標は2030年2月期に流通総額1000億円
アンドエスティHDは「中期経営計画2030」において、「and ST」の流通総額を2030年2月期に1000億円へと拡大、自社と外販の比率を「自社60:他社40」とする方針を掲げている。

