オイシックス・ラ・大地が食品宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」で、一部商品の梱包資材をプラスチックから紙へ切り替えている。5月11日から、ナフサ由来のプラスチックを使用しない梱包資材への切り替えや、野菜をリパックせずに箱詰めする「バラ入れ」配送を開始。初週で約12%のプラスチック資材削減を実現しており、今後は約20%の削減を目標に掲げる。

背景には、世界的な原油価格や資材価格の高騰に加え、石油資源不足への対応がある。「らでぃっしゅぼーや」は、創業以来約30年に渡って続けてきた自社便配送の仕組みを活用し、梱包資材の回収・再利用に取り組んできた。今回、その取り組みをさらに強化し、プラスチック使用量の削減を進める。
新たに始めたのは、野菜や果物の一部でプラスチック包装を見直す施策。玉ねぎやじゃがいも、りんご、柑橘類などは個別包装せず、箱にそのまま入れる「バラ入れ」に変更。バナナや葉物野菜以外の野菜などは、紙包装へ切り替えた。
すでに卵、トマト、ぶどうなどでは、紙由来のモールドケースを回収・再利用する取り組みを実施している。

今後は6月末ごろをめどに、桃などの品質保持に使うフルーツキャップも顧客から回収して産地へ送り、再利用する仕組みを強化する予定だ。

「らでぃっしゅぼーや」は、自社便の配送クルーが商品配送時に梱包資材を回収できる体制を構築しており、これを「資源循環型配送」と位置付けている。1990年代から続けている卵パックや大玉トマト用小箱の回収・再利用では、梱包資材コストの削減を実現し、その成果を商品価格への還元にもつなげてきたという。
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