【令和8年熊本地震】再春館製薬所、フリーダイヤルの受付を早期再開。県内のEC・通販各社でも配送遅延や出荷へ影響
再春館製薬所が令和8年熊本地震の影響で一時休止していたフリーダイヤル受付を再開。そのほかの熊本県内のEC・通販各社でも配送遅延や出荷への影響が広がっている。
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7月28日に発生した令和8年熊本地震の影響が、熊本県内に拠点を置くEC・通販関連企業の顧客対応や物流にも広がっている。
再春館製薬所は7月29日、一時休止していたフリーダイヤルの受付を再開した一方、商品配送については安全確認などの準備が整い次第、順次発送すると発表した。熊本県内のEC・通販各社でも、電話注文受付の一時休止や配送遅延、施設被害による製造・出荷への影響などを相次いで公表している。

再春館製薬所は、地震の影響でフリーダイヤルによる顧客窓口を一時休止していたが、7月29日から営業を再開。電話での注文や問い合わせを受け付けるものの、回線が混雑し、つながりにくい場合があるとしている。このため、時間を置いてかけ直すか、インターネットから注文するよう呼びかけている。
一方、商品発送は通常通りに行えない状況が続いている。熊本県内の拠点も地震の影響を受けており、施設・設備の安全確認や発送再開に向けた準備を進めているほか、周辺の交通網にも影響が出ているという。
そのため、既存注文分、新規注文分ともに、発送は準備が整い次第、順次実施する予定。再春館製薬所は、商品到着まで通常より時間を要する可能性があるとして、利用者に理解を求めている。
熊本県内のEC・通販各社でも配送や顧客対応に影響
このほか熊本県内に本社を置くEC・通販関連企業でも、地震の影響を公表する動きが広がっている。
食品EC「くまもと風土」の運営や自治体のふるさと納税支援事業を手がけるローカルは、ECサイトで5日~1週間程度の配送遅延が発生する可能性があると公表した。従業員とその家族の安全確認に加え、本社および各拠点の状況確認を進めているほか、一部の契約生産者では大きな被害も確認されているという。
そのため、該当商品の受注状況を注視しながら対応を進めるとしている。現時点ではその他の業務は通常通り対応しているものの、余震や交通・物流網の状況によっては、今後さらに影響が広がる可能性があるという。
また馬油・馬プラセンタ化粧品を展開する肌美和(きみわ)は、電話受付の中止と一部施設の被害により製造・出荷に遅れが生じる可能性があると説明。商品の発送は復旧のめどが立ち次第とし、復旧までには時間がかかる可能性があるという。なお社員は無事だったとしている。
そのほか健康食品通販のえがおは、電話がつながりにくい状況と配送遅延を公表。はちみつ製品通販の杉養蜂園は、電話注文受付の一時休止や商品発送の遅延を案内している。お茶・健康食品通販の村田園も、配送委託先の営業停止に伴い、配送が遅れる可能性があるとしている。
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