4割超が「50円未満の値上げで買う商品を変える」、値上げで変えたこと1位「まとめ買い・特売を意識するようになった」
カウシェが「値上げに関する調査」を実施。値上げによる家計への負担を回答者の98.6%が実感している。「とても感じている」は82.6%にのぼった一方、「感じていない」は1.4%
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お買い物アプリ「カウシェ」を運営するカウシェが実施した「値上げに関する調査」によると、値上げ幅が「50円未満」で商品を変えると答えた割合が4割を超えた。また、値上げによって変わったことは「まとめ買い・特売を意識するようになった」「賞味期限間近品などを買うようになった」などが上位にあがった。
調査対象は「カウシェ」利用者 1869人。調査期間は2026年8月21日〜22日。
50円未満の値上げで42.7%が買う商品を変更
いつも買っている食品が1品あたりいくら値上がりしたら「買うのをやめる・別の商品に変える」かを聞いたところ、最も多かったのは「50円〜99円」で32.3%、続いて「30円〜49円」が26.9%、「100円以上」が18.4%だった。「50円未満」で商品を変えると答えた割合は計42.7%、「100円未満」は75.0%。一方、「金額にかかわらず買い続ける」は6.6%だった。
カウシェは「100円に満たない値上げで、4人に3人が手に取る商品を変えている計算になる」と分析している。

値上げによる家計への負担、98.6%が実感
値上げによる家計への負担を感じているかは、「とても感じている」が82.6%、「多少感じている」が16.0%で、合計98.6%が「負担を実感している」と回答した。
一方、「あまり感じていない」が1.3%、「全く感じていない」が0.1%で、合計1.4%が「負担を感じていない」と回答した。
カウシェは「『多少』ではなく『とても』が8割を超えており、負担の感じ方が強い層に大きく偏っている」とコメントしている。

値上げで変えたこと1位は「まとめ買い・特売」
生活のなかで値上げによって変えたことは、最多が「まとめ買い・特売を意識するようになった」で61.4%、続いて「賞味期限間近品などを買うようになった」が41.5%、「規格外野菜・訳あり品を買うようになった」が41.4%、「外食を減らした」が36.1%だった。一方、「特に変えていない」は10.8%だった。

値上げされたら困る冷凍食品、1位は「アイス・冷菓」
値上げされたら困る冷凍食品は、「アイス・冷菓」が最多で55.4%、続いて「冷凍うどん・そば・パスタ」が49.8%、「冷凍餃子」が37.3%だった。29.7%が「お弁当用の冷凍食品」を挙げていることも踏まえ、カウシェは「日々の食卓や弁当づくりに直結する品目に不安が集まっている」と推測している。

値上げ対策で頼る食品、1位は「特売品・見切り品」
値上げ対策として頼りにしてきた食品は、「特売品・見切り品」が最多で62.1%、続いて「もやし・豆腐などの低価格食材」が47.7%、「プライベートブランド(PB)商品」が47.1%、「規格外野菜・訳あり品」が43.4%だった。節約の手段として想起されやすい「冷凍食品」は26.4%。
カウシェによると、1年前と比べた冷凍食品の購入量について「変わらない」が50.1%で最多、「増えた」は27.7%だったという。

値上がりを感じた食品、1位は「卵・乳製品」
今年特に値上がりを感じた食品は、最多が「卵・乳製品」で67.0%、続いて「お菓子・飲料」が66.6%、「野菜」が66.3%、「肉類」が64.4%だった。
自由回答では「冷凍食品は高いし少ないので、手作りして冷凍するようになった」「肉、魚など、まとめ買いをして冷凍するようにしている」といった声が複数寄せられたという。
カウシェは「市販の冷凍食品に頼るのではなく、自分で買った食材を冷凍する“手づくり冷凍”に向かっている」と推測している。

値上げが続いてもお金をかけるもの、1位は「お米などの主食」
値上げが続いてもお金をかけ続けているものは、「お米などの主食」が53.7%、続いて「家族の好きな食べ物」が46.1%、「コーヒー・お茶などの嗜好品」が41.4%だった。「特にない」は5.3%にとどまった。カウシェは「節約を重ねながらも、譲れないものを持ち続けている姿が浮かび上がる」と考察している。


