アスクルが本体から吊り下げ紐まで紙素材に統一した「まるごと紙製 イベント名札ホルダー」を新発売

アスクルが販売を始めた「まるごと紙製 イベント名札ホルダー(イベント名札ホルダー)」は、イベントや大型展示会運営者の運用負荷軽減、プラスチック使用量の軽減、低価格を実現する商品設計になっているという。

藤田遥

9:00

アスクルは9月3日、事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」と、一般消費者向け(BtoC)通販サービス「LOHACO」にて、分別不要でまとめて廃棄できる「まるごと紙製 イベント名札ホルダー(イベント名札ホルダー)」を発売した。

イベント運営者の声を反映、現場や環境への負荷軽減を考慮

「イベント名札ホルダー」は、本体から吊り下げひもまで紙素材を採用し、中紙との分別が不要な名札ホルダー。使用後はまとめて廃棄できるため、イベントや大型展示会の主催者・運営者の回収・廃棄作業の負担軽減につながるという。さらに、従来のプラスチック製名札ホルダーから切り替えやすい価格を実現。展示会やイベントの運営効率向上と脱プラスチックの両立をめざした商品としている。

9月3日に新発売した「まるごと紙製 イベント名札ホルダー」
9月3日に新発売した「まるごと紙製 イベント名札ホルダー」

大型展示会やイベントでは、来場者用の名札ホルダーを利用することが多い。その多くはプラスチック製で、ほぼ1回使用で廃棄されており、環境・サステナブルをテーマとする展示会も例外ではないという。また、使用済みの名札ホルダー回収時には、ホルダー本体(ひもを含む)と中紙を分別する必要があり、主催者や運営者にとって回収・廃棄作業が負担になっていた。

アスクルはこうした課題に着目。プラスチック使用量の削減と展示会運営における作業負担の軽減をめざし、「イベント名札ホルダー」を開発した。

現場運用の視点で商品を設計。分別不要で業務効率化&脱プラスチックに貢献

商品開発にあたり、アスクルの商品開発担当者はイベント運営者にヒアリングを実施。「ホルダーと中紙をまとめて廃棄できれば回収作業の負担軽減につながる」「名札ホルダーはコスト重視の資材であり、価格も重要」といった声が寄せられた。

また、展示会会場では、来場者が受付で名札ホルダーをセルフで取る運用が一般的だ。吊り下げひもで陳列するとひも同士が絡まることから、多くの会場ではホルダー本体の穴をフックにかけて設置している。

「イベント名札ホルダー」は、本体から吊り下げひもまで紙素材を採用しているため、回収時にホルダーと中紙の分別が不要で、まとめて廃棄が可能だ。さらに、展示会での実際の運用実態も踏まえ、従来品と同様に本体左端にハンギング用の穴を設けることで、既存の運用を変えることなく導入できる仕様とした。

什器にかけられるフック穴付き(画像は「ASKUL」のサイトからキャプチャ)
什器にかけられるフック穴付き(画像は「ASKUL」のサイトからキャプチャ)

封筒技術を応用し、低価格を実現。プラスチック使用量の削減にもつなげる

名札ホルダーが「袋状で中に用紙を入れる」構造であることに注目し、封筒の構造・製造技術を応用できないか製紙メーカーと検討を重ねた。試行錯誤の結果、アスクルが販売しているプラスチック製名札ホルダー(500枚入の場合、1枚あたり43.82円)を下回る、1枚あたり17.00円(500枚入の場合)を実現した。

また「イベント名札ホルダー」は、イベント主催者・運営者だけでなく、来場者にも特別な手間を生じさせることなく環境負荷低減につながるように設計。国内の展示会で来場者に配布する名札ホルダーを置き換えた場合、年間約58トンの二酸化炭素削減効果が見込まれる(年間来場者数約1000万人として、来場者へ配布するプラスチック製名札ホルダーを置き換えた場合。アスクルが試算)。

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00 欧米トップ企業はなぜマーケットプレイス化を急ぐのか? BtoB企業の競争力を高める新潮流 4月21日 7:00 サステナブルな付加価値を「利益」につなげる新時代の成長戦略。Amazon提供の「Climate Pledge Friendly」プログラムの全貌+事業者のメリットを詳しく解説 2月24日 7:00 EC売上250億円規模のアルペンが語るOMOの裏側 ―ECシステム刷新、メディアコマース転換、評価制度 2月4日 8:00 AI時代を勝ち抜くEC戦略。レガシーシステムから脱却し、「Shopify」で実現するPDCA高速化とイノベーション 2025年12月23日 7:00 「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 2025年12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 2025年12月16日 7:00