ハッシュタグを活用した情報収集は約4割。活用で「イメージ似合う商品が見付けられた」【ハッシュタグ検索に関する調査】
ZETAが実施した「ハッシュタグ検索」に関するアンケート調査によると、約4割のユーザーがECサイトやSNSでハッシュタグを活用して情報を収集していることがわかった。調査対象は日本全国の20~65歳の男女500人、調査時期は2024年3月。
半数以上が「シンプル」「ふわふわ」など潜在的ニーズでの検索経験あり
PCやスマートフォンで商品を検索する際、「シンプル」「ふわふわ」など潜在的なニーズを表すキーワードで検索することがあるか聞いたところ、「よく検索する」(19.2%)「時々検索する」(25.8%)「検索したことはないが、検索したいと思ったことがある」(9.4%)を合わせると5割を超え、ZETAは「キーワード検索へのニーズがあることがわかった。また、具体的に欲しいものが定まる前に感覚的なアクションで商品を検索する人が約半数いる」と分析する。
約4割が「ハッシュタグを活用した情報収集をする」
ECサイトやSNSでハッシュタグを活用した情報収集をするかについては、「よくする」(14.2%)「時々する」(25.2%)を合わせて約4割のユーザーが「する」と回答した。
年代別の調査結果では、20~40代で「よくする」「時々する」と回答したユーザーは各年代で4割を超え、50~60代と比べると約2倍だったという。
ECサイトで「ハッシュタグをクリックしたことがある」は約半数
ECサイトのハッシュタグを認識しているユーザーのうち、「ハッシュタグをクリックしたことがある」と回答した人は約半数で、ハッシュタグを利用して検索しているユーザーが多いことがわかった。
年代別の調査結果では、20~40代(30代女性を除く)では「ハッシュタグをクリックしたことがある」が「ハッシュタグをクリックしたことがない」を上回り、若年層以外にもハッシュタグ検索の利用が普及している。
ハッシュタグ活用で「イメージに合う商品を見付けられた」が最多
ハッシュタグをクリックしたことがあるユーザーの半数以上が、「イメージに合う商品を見つけることができた」「商品を探しやすいと思った」といったプラスの印象となる回答をした。ハッシュタグがECサイトの満足度向上に寄与し、快適な検索体験の提供につながっているようだ。