「ブラックフライデー」で買い物をしたいは約5割、平均予算は1万4911円。購入チャネルは「ネット通販」が約3割
チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営するロコガイドの持株会社である、くふうカンパニーは11月1日、消費者や企業を対象に実施した「ブラックフライデー」に関する意識調査の結果を発表した。
「トクバイ」を利用している消費者に、2024年の「ブラックフライデー」セールで買い物をしたいか聞いたところ、50.9%が「買い物をしたい」と回答、「わからない」が40.3%、「買い物をするつもりはない」が8.8%だった。
「ブラックフライデー」の買い物予算は、「5000~1万円未満」が33.1%で最多。「1万~3万円未満」が24.6%、「3000~5000円未満」が20.2%で続いた。平均予算は1万4911円。
「ブラックフライデー」で買い物したい場所は、「スーパーマーケット」が77.6%で最も多く、「ドラッグストア」が46.9%、「ホームセンター」が32.3%で続いている。「ECサイト(ネットショッピング)」は32.1%で4位だった。
買い物をしたいモノは、「食料品・飲料品」が80.2%で最多。次いで「日用品」が67.9%、「生活雑貨」が57.0%だった。
「ブラックフライデー」で買いたいという気持ちになる割引・キャンペーンなどの訴求力については、「〇〇%引き」が84.9%、「〇〇円引き」は48.8%。具体的な値引き額と値引き率の提示が人気だった。「ポイント〇〇倍」は38.4%、「〇〇ポイント付与」は24.7%だった。
「トクバイ」の導入企業に対して、「ブラックフライデー」期間中のセールやイベントの実施予定を聞いたところ、「実施する」が53.6%、「実施しない」が26.8%、「検討中」が19.6%だった。
具体的な販促施策は、ブラック(黒)にちなんだ「黒い商品」「目玉商品」などのセールに加えて、「ポイントアップ」「お楽しみ袋」など値引き以外の施策案があがっている。
調査概要
- 「トクバイ」ユーザー調査
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「トクバイ」ユーザー
- サンプル数:5907人
- 調査期間:10月4~11日
- 調査方法:インターネットによる調査
- 企業調査
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「トクバイ」導入企業
- サンプル数:56社
- 調査期間:2024年10月2~25日
- 調査方法:インターネットによる調査
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」を開催します。
ユナイテッドアローズのアプリ刷新などを含めたOMO戦略、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。