松原 沙甫[執筆] 9:00

ファッションECモール「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは12月16日、韓国のファッション企業「MUSINSA(ムシンサ)」と戦略的パートナーシップに向けたMOU(了解覚書)を締結したと発表した。戦略的パートナーシップを通じ、韓国ファッションブランドの日本市場進出および売上拡大につなげる。

「MUSINSA」は2001年にスニーカーとファッションを好きなユーザーが集まるオンラインコミュニティからスタート。現在は1500以上の韓国ファッションブランドが入店するファッションプラットフォームで、韓国10社目のユニコーン企業(企業価値1兆ウォン以上のスタートアップ)という。2022年7月にはグローバルのオンラインストア「MUSINSA GLOBAL STORE」をローンチ。日本での事業展開は日本法人MUSINSA JAPANが手がける。

「MUSINSA」は3月27日~5月27日、「ZOZOTOWN」にポップアップストアをオープン。インフルエンサーとコラボレーションした「ZOZOTOWN」限定商品や複数の施策を展開し、多くのユーザーから好評を得たという。

今後予定している戦略的パートナーシップによる具体的な取り組みは、協議を重ねながら検討を進める。幅広いファッションファンにサービスを利用するきっかけの創出をめざす。

ZOZOの澤田宏太郎社長兼CEOとMUSINSAのチョ・マンホ社長(写真右)
ZOZOの澤田宏太郎社長兼CEOとMUSINSAのチョ・マンホ社長(写真右)

 

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