フジ・メディア・ホールディングス傘下の総合通販会社dinosの2026年3月期業績は、売上高が前期比9.3%減の431億5100万円、営業利益は4億1300万円(前期比92.9%増)の減収増益だった。
物価高に伴う消費者マインドの低下が影響し、カタログ通販・テレビ通販は減収。カタログ通販は特に、家具・収納、リビング、美容・健康、ファッションなどの商材が振るわなかったとしている。テレビ通販は、深夜帯や特番の売り上げが好調に推移したという。
利益面では、カタログ発行の効率化などの費用コントロールが奏功し、増益につながった。営業利益率は前期から0.5ポイント増え1.0%に改善。フジ・メディア・ホールディングスによると、「徹底した費用構造の改革」を進めたという。
四半期ベースで見ると、第4四半期(2026年1-3月期)は減収減益。2026年1-3月(第4四半期)の売上高は前年同期比8.6%減の102億8300万円、営業利益は3300万円(同76.0%減)、営業利益率は0.9ポイント低下の0.3%だった。
今後は、商品開発基準の見直しと、マルチチャネルへ投下資源を再配分する予定。消費者の購買行動の変化に対応していく。
dinosは2026年12月に創業55周年を迎える。「ディノスオンラインショップ」内の特設サイトで「dinos EXPO」を開催しており、記念商品、特別コラボ商品、キャンペーンなどを実施している。

今後はさらなるロイヤルティ向上を図る。

