ベンチャー家具ECのカグー、本田圭佑氏のVCなどから6.5億円を資金調達。ECモールの店舗運営、アプリ開発、マーケティングに充当
D2Cで家具のECを手がけるカグーは総額6.5億円の資金調達を実施。累計調達額は9.5億円となった。本田圭佑氏が率いるベンチャーキャピタルなどが出資している
家具・インテリアECのCAGUUU(カグー)は、ベンチャーキャピタルのジャフコグループ、PKSHAが運営するファンド、GSR Ventures、本田圭佑氏が創業したベンチャーキャピタルX&KSKから総額6.5億円の資金を調達したと発表した。
調達資金は、公式ECサイト、「楽天市場」などに出店しているECモールの店舗の運営、公式アプリ開発、事業の拡大に向けた各種マーケティング費用などに充当する。

投資ラウンドはシリーズA。これまでに実施したシードラウンドの資金調達額3億円と合わせると、資金調達の総額は約9.5億円となる。
CAGUUUは、D2Cで家具・インテリアのECを展開するスタートアップ企業。代表取締役社長の中村勇輝氏は、SHEIN Japanの代表として、SHEIN日本拠点の立ち上げを主導した実績を持つ。2024年5月にCAGUUUを創業した。既存の投資家はジャフコグループ。
事業が順調に拡大していること、成長ポテンシャルが見込まれることなどから、X&KSK、GSR Venturesらの新規出資につながった。
プロサッカー選手として活躍する本田圭佑氏が創業したX&KSKは、約155億円のファンドを運用し、主にシリーズAのスタートアップ企業を対象に投資を行っている。

PKSHAが運営するファンドは「PKSHA アルゴリズム2号投資事業有限責任組合」で、AIとソフトウェア分野に強みを持つ組合。
GSR Venturesは、現在37億ドルを超える資産を運用しているベンチャーキャピタル。出資先は中国のSNSアプリ「REDBOOK」を運営する中国企業、行吟信息科技有限公司など。日本への進出の第一歩としてCAGUUUに出資した。
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