SEO対策をしているのは「コーポレートサイト」が64%、「自社ECサイト」は52%。担当者の6割がWebメディアで情報収集
PLAN-Bが実施したSEO担当者の学習傾向に関する調査によると、自社でSEO対策をしているサイト(これから実施予定も含む)はコーポレートサイトが最多で、2位は自社ECサイトが続いた。
SEOに関する情報は6割以上の担当者がWebメディアで収集。特に参考にしているのはGoogleの「Google公式ブログ」で86%にのぼった。
SEO対策サイトの最多はコーポレートサイト
自社でSEO対策をしているサイト(これから実施予定も含む)の種類を聞いたところ、最も多かったのは「コーポレートサイト」で64.7%、続いて「ECサイト(自社運営)」が52.7%、「オウンドメディア/ブログ」が41.3%だった。

運用目的は「問い合わせ・資料請求の獲得」
自社サイトの主な運用目的は「問い合わせ・資料請求の獲得」が最多で65.3%、続いて「企業ブランディング・信頼性向上」が59.3%、「商品・サービスの販売」が54.0%。PLAN-Bは「SEOは実務的なリード獲得手段として活用されているだけでなく、信頼構築や売り上げへの貢献といった役割も担う、多目的なマーケティング施策として位置づけられていることが明らかになった」と解説している。

6割以上が「Webメディア」で情報収集
SEOに関する情報収集の方法は、最多が「Webメディア(ニュースサイト、ブログなど)」で66.7 %、続いて「SNS(X、Facebook、LinkedInなど)」が47.3%、「動画(YouTubeなど)」が40.7%だった。

最も信頼されているWebメディアは一次情報や公式発表
よく参考にしているWebメディアを聞いたところ、最も多かったのはGoogleが運営する「Google公式ブログ(Google 検索セントラル)」で86.0%、続いてAlpha Brand Mediaが運営する「Search Engine Journal」が42.0%。Mozが運営する「Moz Blog」、SEOの知見を持つ鈴木謙一氏が運営する「海外SEO情報ブログ」、ディーボが運営する「SEOラボ」がそれぞれ37.0%だった。

過半数が「情報の量が多すぎて取捨選択が難しい」
SEOに関する情報収集で課題に感じていることは、最多が「情報の量が多すぎて取捨選択が難しい」で52.0%、続いて「自分の業種・レベルに合った情報が見つかりにくい」が46.0%、「信頼できる情報かどうか判断がつかない」が37.3%だった。

強化したい分野、最多は「検索意図の理解/キーワード選定」
SEOに関する情報のうち、特に知りたい・強化したい分野について聞いたところ、最も多かったのは「検索意図の理解/キーワード選定」で48.7%、続いて「コンテンツ制作(記事の書き方・構成)」が43.3%、「構造化データやスキーママークアップ」が41.3% だった。

調査概要
- 調査期間:2025年5月20日
- 調査対象:現在SEOに関係する業務に携わっている、または今後携わる予定で情報収集中の担当者150人
- 調査方法:インターネット調査