鳥栖 剛[執筆] 7:30

ウェザーニューズが発表した「猛暑見解2025」によると、2025年7〜9月の気温は全国的に平年より高くなる見込みで、地域によっては40度前後に達する「酷暑」も見込まれる。そのため、厳重な警戒が必要と見解を示している。

7-9月の平均気温は全国的に平年より高い、40℃級の酷暑に警戒【ウェザーニュースの予想】
ウェザーニュースの「猛暑見解2025」について

ウェザーニューズは2025年夏について、7月末〜8月前半にかけて暑さがピークになると予想。太平洋高気圧に加え、チベット高気圧が日本付近にまで張り出し、高気圧が上空で重なり合う「ダブル高気圧」が発生した場合、35度を超える「猛暑日」が続き、地域によっては40度前後に達する恐れがあるとした。8月末〜9月前半にかけても残暑が厳しい見込みという。

2025年は平年よりも早く全国的に梅雨が明け、厳しい暑さが早く始まる可能性がある。一方で、7~9月の真夏日や猛暑日、熱帯夜の日数は全国的に平年より多いものの、2024年よりは少なめになると予想している。

全国各地の7〜9月の「真夏日」「猛暑日」「熱帯夜」日数の予測では、「真夏日」は、全国的に平年より多くなる予想。「猛暑日」は平年と比べると、東京・名古屋・大阪・広島・福岡などの都市部、京都・岐阜・甲府などの内陸部でより多くなる見込み。「熱帯夜」の日数も各地で平年より多くなる見込みとした。

東京では「真夏日」が57日、「猛暑日」が12日、「熱帯夜」が34日と予測している。京都では「真夏日」が72日、「猛暑日」が26日、「熱帯夜」が41日、甲府では「真夏日」が67日、「猛暑日」が25日、「熱帯夜」が16日と予測した。京都と甲府では1か月近い日数で35度以上の「猛暑日」となる恐れがあるとした。

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