「グレイル」運営会社Gioの子会社代表が辞任、親会社の社長逮捕が影響か
6月30日にGioの塚原大輝社長ら2人を大阪府警が不正競争防止法違反容疑で逮捕したことが影響したとみられる
人気ファッションECサイト「グレイル」を運営するGioの塚原大輝社長が逮捕されたことを受け、同サイトの運営を代行する子会社の代表が6月末にかけて辞任した。
辞任したのは代表取締役の酒井健司氏。後任には二宮潤氏が就任している。6月30日付で「グレイル」内で告知した。
新体制後も現体制を引き継ぎ、販売体制は変更しないとしている。
「グレイル」を巡っては大阪府警生活経済課が6月30日、Gioの塚原大輝社長ら2人を不正競争防止法違反容疑で逮捕した(関連記事はこちら)。今回の子会社代表の辞任は、Gio社長の逮捕が影響したとみられる。
現在、「グレイル」の自社ECサイトは運営を継続しているが、楽天店は改装中となっている。楽天によると、「当該関連店舗のユーザー向けサービスについては一旦中止としている」としており、体制を一新して店舗運営の再開につなげる狙いがありそうだ。
Gioが運営する「グレイル」は若年女性向けファッションECサイト。商品企画とブランディングといったメーカー的機能をGioが担当。親会社が企画した商品を、子会社がサイト運営を代行する形態で販売していた。
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