オムニチャネル化進めるアディダス ジャパン、店頭の欠品商品はECへ誘導する仕組みを構築
国内15の直営店舗の店頭にiPad端末を設置、欠品商品はタブレット端末からECサイト誘導し、商品購入してもらう仕組みの提供を始めた
アディダス ジャパンは国内直営店とECサイトの販路を統合する、オムニチャネル化への取り組みを始める。実店舗にiPadを設置し、店舗に在庫がない場合はタブレット端末を通じ、オンラインショッピングで商品を購入してもらう仕組みを構築。購入した商品は直接、自宅へ届ける。5月30日から全国の直営店で運用を始めた。
オムニチャネル化を進めるために導入した仕組みは「エンドレスアイル」。国内の直営店15店舗に導入した。「エンドレスアイル」は直営店舗で顧客が求める商品が在庫切れしていたり、サイズ・カラーバリエーションが欠品している場合、売り場に設置したiPad端末からECサイトにアクセスしてもらい、在庫を確認する仕組み。その場で購入することができ、商品は直接自宅に届ける。
また、店頭でたくさんの商品を購入し、荷物が増えてしまうといったケースも想定。店頭に設置したタブレット端末の利用を促していく。
アディダス ジャパンがオムニチャネル化を進める背景には、スマートフォンやタブレット端末の普及により、消費者の購買行動が大きく変化したことがある。実店舗とECサイトをつないで両販売ルートのシームレス化を推進。「いつでもどこでも欲しい商品をお客様に購入いただける環境づくりを実現する」(アディダス ジャパン)としている。
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