中国消費者の35%が越境ECを利用、ペイパルの調査レポート

日本では約1割が越境ECを利用している状況

中川 昌俊

2015年11月27日 11:00

ペイパルは11月27日、日本を含む世界29か国のネット通販および越境ECに関する消費者の行動と意識に関する調査レポートを公開した。

中国のネット通販利用者の35%が2015年に1度以上は海外サイトでショッピングをしたことがあると回答、2014年の調査に比べ9ポイント上昇した。中国の景気はこの1年で減速してきているといわれているものの、多くの消費者が海外のECサイトを利用している実情がわかった。

今回の調査は日本を含む世界29か国の2万3200人の消費者を対象に実施したもの。

中国の消費者が海外サイトを利用している理由は「正規品を購入したい」が最も多く45%。他国と比べて突出しているという。

日本は約10人に1人が過去1年間に海外サイトでショッピングした経験があると回答。調査した29か国の中で最も少ない割合だった。

言葉の壁や配送料金の問題で海外ネットショッピングがあまり普及していないと考えられていたが、意外にも多くの消費者が海外ECサイトを利用している実情がわかった。

購入先をグローバル平均で見ると、世界的に人気が高い国はアメリカ(1位)と中国(2位)。回答者の4人に1人がアメリカから、5人に1人が中国から過去1年の間に購入したことがある。

日本は購入先として5位にランクイン。主要5か国では中韓で2位、米豪で4位、英で5位にランクインし、主要国からの購入が多い。日本人の消費者の購入先は、アメリカ、中国、韓国の順となった。

購入アイテムのカテゴリで見てみると、全体では1位が洋服・靴・アクセサリー(49%)、2位が電気製品(32%)、3位が電子書籍・アプリ・ソフトウェア・デジタルコンテンツ(31%)。

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