中川 昌俊 2015/12/18 13:30

Web業務専門の人材サービス事業を展開するサポタントは12月17日、自社ECサイト100サイトのスマホ対応状況などを調査した独自調査結果を公表した。

調査結果から、多くのECサイトではスマホ対応を行っているものの、回遊率を高めたり、スピードを上げるための施策といった細かい改修までは手が回っていない状況が浮き彫りになっている。

自社ECサイト100サイトのうち、Googleが推奨する「モバイルフレンドリー対応」に対応済みかどうかの調査に対し、79%が対応済みとなっている。

2015年3月に行った同様の調査に比べて、1%の増加にとどまった。

離脱率、回遊性を高めるため、スマホサイトやスマホアプリで固定ナビをフッター部分に置く施策を行うケースが増えてきている。ECサイトのフッターに固定のナビゲーションを置いているサイトは4%。9割以上のサイトで固定ナビがなかったとしている。

自社ECサイト100サイトを、Googleが提供しているモバイルサイトのページのパフォーマンスを測定する無料ツール「PageSpeed Insights」で評価した結果を見てみると、30点以下が19サイト、31点~60点が72サイト、61点~90点が9サイト。90点以上のサイトはなかった。

調査した100サイトはさまざまなキーワードから検索した自社サイトのうち、ランダムに選択。サイト規模や使っているシステムなどは加味していないとしている。

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