「楽天市場」でバーチャル試着サービスを試験導入、楽天
昨年7月に子会社化したFits.meの技術を活用
楽天は1月26日、「楽天市場」において、バーチャル試着サービス「バーチャル・フィッティングルーム」と、最適な衣服サイズを提案するサービス「フィット・アドバイザー」の試験提供を開始したと発表した。
2015年7月に子会社した「Fits.me Holdings Limited」の技術を活用。バーチャルで試着できるサービスを提供し、購入促進につなげるほか、返品率の低下につなげる。
バーチャル・フィッティングルーム
「バーチャル・フィッティングルーム」は、衣服の購入前に、ユーザーがいろいろなサイズを試着する際のイメージをバーチャルで確認できるサービス。
ユーザー自身の身長や体重などのほか、好みのフィット感(ゆったりめ、ぴったりめ)を入力することで、どの衣服やサイズが体型に合うのかを確認できる。
フィット・アドバイザー
「フィット・アドバイザー」は、ユーザーが身長や体重など体型に関する情報を入力すると、その商品のおすすめサイズ(S、M、Lなど)を表示するサービス。
アパレルの場合、たとえばSサイズでもブランドごとにサイズが異なるため、ユーザー情報からその商品のおすすめサイズを表示し、迷わずに購入できるようにする。
「バーチャル・フィッティングルーム」は「紳士服はるやま楽天市場支店」のメンズ用ワイシャツ約60点で利用可能。「フィット・アドバイザー」は、「スタイライフ」における約8000点の商品を対象にサービスを展開する。
試験導入で良い結果が得られれば、「楽天市場」に出店するアパレルショップへの導入につなげていく予定。利用料金などは、現時点ではまだ決まっていない。
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