中国向けECが好調のアイスタイル、中間期は大幅な増収増益
「独身の日」の1日間の売上は1.4億円を計上するなどして、10~12月期の海外小売売り上げは8億6600万円
アイスタイルは2月2日、2015年7~12月期(第2四半期)連結業績を発表、売上高は前年同期比55.4%増の68億5600万円、営業利益が同178.0%増の9億1900万円、純利益は同289.0%増の7億5500万円で大幅増益となった。各事業が順調に売り上げを伸ばしたが、なかでも中国向けECが好調だった。
海外向けEC・卸事業は前期の第3四半期からスタート。2015年10月~12月期の売り上げは8億6600億円にまで拡大した。
アイスタイルはタオバオの越境ECモール「T-mall Global」に出店、11月11日の「独身の日」の1日間の売り上げは1.4億円を記録。中国でのEC・卸パートナーが12社に拡大したことなどで売り上げを拡大した。
このほか、好調だったのは国内の小売り事業で、2015年7~12月期の売上高は同54.3%増の22億900万円。2015年10月31日に「マルイファミリー溝口店」を開設するなど、直営店舗「@cosme store」は全7店舗に拡大したほか、全店舗で売り上げを伸ばした。
国内EC事業の2015年7~12月期売上高は5億2800万円で、同32.6%増となっている。
アイスタイルでは業績好調を理由に通期(2016年6月期)の連結業績予想を上方修正。売上高は前回予想を19億7500万円上回る134億7500万円、営業利益は3億7000万円上回る15億2000万を計画している。
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