オンワード、ネット通販の強化&リアル店舗の大規模整理へ
ネット通販は現在(2016年2月期)の売上高120億円から、2019年2月期に3倍増となる360億円まで拡大させる
オンワードホールディングスはECを強化する一方で、リアル店舗の大規模整理に着手する。2019年2月期までに国内リアル店舗の整理で220億円の減収を見込む一方、ネット通販は現在の売上高120億円から、3倍増となる360億円まで拡大させる。
4月11日に発表した、2019年2月期を最終年度とした中期経営計画で明らかにした。
オンワードHDは2019年2月期業績として、売上高2800億円(2016年2月期は2635億円)、営業利益100億円(同38億円)を計画。2014年2月期の業績水準までの業績回復をめざす。
店舗の整理などで収益の改善につなげる一方、拡大傾向にあるネット通販を強化する。
2016年2月期のEC売上高は、国内が114億円、海外ECが6億円の合計120億円。2019年2月期までに国内の売り上げは310億円、海外を50億円規模まで拡大させる。EC化率は現在の4%から12%をめざす。
FasebookやInstagramなどのSNS活用、アフィリエイトを含む異業種とのコラボレーションなどで自社店舗やECサイトなどの送客を強化。主力のECサイト「ONWARD CROSSET」と他ECサイトの在庫連携も始めるなどして、利便性も向上させる。
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