購入手続きを1ページで完了。スマホECのカート落ちを防ぐ購入フローを「aishipR」が導入

レスポンシブECサイト構築ASP「aishipR」のロックウェーブが5月下旬、「aishipR」に標準搭載する

瀧川 正実

2016年4月28日 16:00

レスポンシブECサイト構築ASP「aishipR」のロックウェーブは5月下旬、カート内の購入手続きを1ページで完了できる購入フロー「ワンページカート」の提供を始める。「aishipR」を利用するECサイトのユーザーは、短いカートステップと時間で買い物を完了できるようになる。

「ワンページカート」のポイントは次の4点。

  • ページ移動を極力少なくし、最短1ページで購入が完了
  • 初めての購入する場合での情報入力を必要最低限に集約し、モバイルでの入力のストレスを低減
  • 会員購入では、会員情報として保持している情報を利用し、必要最低限の確認のみで購入が完了
  • 項目チェックなどの入力補助のEFO(エントリーフォーム最適化)を搭載し、入力のストレスを低減
  • Android端末のデザインガイドラインにも採用されているマテリアルデザインを起用し、誰でも感覚的に操作できるUIを提供

会員購入時のカートステップは、画面移動を極力省いた単一確認画面のみのWebページで構成。非会員購入の際の情報入力は縦スクロールやフリックなどのUIを省いたモーダル画面で構成した。

非会員として購入する場合、従来のカートステップでは3つのページに分かれていた「注文者情報(氏名・住所)」「決済・配送選択(クレジットカード情報入力など)」「注文の確定」を1ページで行うように設計。

会員としてログインしている状態での購入は、会員情報として保持している情報(氏名、住所、配送先、クレジットカード情報など)での利用を前提に、購入確定のボタンをタップするだけで購入が確定する仕組みにした。会員情報からの変更がある場合のみ変更する。

1ページで購入が完了。スマホECのカート落ちを防ぐ購入フローを「aishipR」が導入、ロックウェーブ

従来のカートステップ

1ページで購入が完了。スマホECのカート落ちを防ぐ購入フローを「aishipR」が導入、ロックウェーブ

「ワンページカート」のカートステップ

スマートフォンなどのモバイル端末でのECサイト利用は、移動するページ数が増えるとユーザーの離脱が増加するといわれている。ロックウェーブは購入完了までのステップを簡略化することで、「aishipR」を導入しているスマホECサイトの成約率アップにつなげる。

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