瀧川 正実 2016/6/21 6:00

ラルフローレンが日本市場で展開していたECサイト「RalphLauren.co.jp」を6月8日をもって閉鎖した。百貨店やデパートなどで展開している店舗販売は継続している。

米国のラルフローレンは6月7日、従業員の1000人程度を削減し、50店以上もの店舗閉鎖を含む再建計画を発表した。

その後、日本のECサイトを閉鎖。6月9日には韓国で展開しているECサイト「Ralphlauren.co.kr」も閉店した。また、香港やシンガポール向けのECサイト「ralphlauren.asia」の運営もやめている。

こうした状況を受け、ECサイトの閉鎖は米ラルフローレンが発表した再建計画の影響を受けての措置といった見方も出ている。

ラルフローレンはイギリス、米国、フランス、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルク、オランダでECを進め、2012年10月に日本版eコマースサイトを開設。わずか約3年6か月で、日本でのECサイト運営に幕を閉じた。

ラルフローレンが日本でのネット通販から撤退、約3年半運営のECサイトを閉鎖

ラルフローレンの日本サイトでEC店の閉鎖を告知している(画像は編集部がキャプチャ)

米ラルフローレンは2000年11月にECサイトをスタートし、2008年にはモバイルサイトをオープンした。スマートフォンでの販売のほか、iPhoneアプリも導入するなど、EC販売を強化していた。

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