瀧川 正実 2016/8/1 12:00

リクルートマーケティングパートナーズが運営するマタニティやベビー用品などの通販サービス「赤すぐnet」は、中国向け越境ECに参入する。

中国向け越境ECプラットフォーム「Wonderfull Platform(ワンダフルプラットフォーム)」を運営するInagora(インアゴーラ)と出店契約を締結。8月1日から、中国人向けのライフスタイル提案型ショッピングアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」で商品販売を始めた。

「ワンドウ」は2015年8月のリリース以降、ユーザー数は100万、1日の最高注文数は5000件を突破した。取扱商品数は3000SKU超。ファッションや美容化粧品、日用品、食品などを取りそろえている。

運営は中国向けの越境ECプラットフォーム「ワンダフルプラットフォーム」を活用する。インアゴーラの運営チームが、翻訳、物流、決済、マーケティング、顧客対応などの作業を代行。リクルートマーケティングパートナーズは商品とその情報を提供するモデルで、中国マーケットに進出する。

リクルートの「赤すぐnet」、中国向け越境ECに参入。ECアプリ「ワンドウ」に出店

「ワンダフルプラットフォーム」を活用した中国向け越境ECスキーム

中国では一人っ子政策が廃止され、“第二子ブーム”の到来が期待されている。リクルートマーケティングパートナーズとインアゴーラは、「赤すぐnet」の商品販売を通じて、中国のユーザーに良質なライフスタイルを提案していくとしている。

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