カゴメ、トマトケチャップなどの中国向け越境ECを開始。インアゴーラと協業で
日本製品に特化した中国のショッピングプラットフォーム「豌豆公主(ワンドウ)」を利用する
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カゴメは6月22日、トマトケチャップなどの中国向け越境ECを開始する。日本製品に特化した中国のショッピングプラットフォーム「豌豆公(ワンドウ)」を利用する。
これまで一部飲料製品を越境ECで中国向けに販売してきたが、トマトケチャップなど食品の越境ECは初めて。
「ワンドウ」を通じて販売するのは、カゴメトマトジュース、野菜生活100、野菜生活100ジュレ、トマトケチャップ、カゴメ醸熟ソースの5品目。メインターゲットは20~30代の健康意識が高い女性。
今後、取扱商品数を増やすほか、ライブ配信などのプロモーション手法を活用して販売促進に取り組む。
「ワンドウ」を運営しているのは中国ECベンチャーのInagora(インアゴーラ)。カゴメの越境ECに関する物流や決済などはインアゴーラが代行する。
Inagoraが提供する「ワンドウ」を活用する
「ワンドウ」は初期費用や月額固定費が無料のECプラットフォーム。アプリ上に商品を陳列するだけではなく、ブランドや商品の詳細情報や、商品の使い方などを動画や記事コンテンツとして提供することも可能。
アプリ内のSNS機能などを通じてユーザーとコミュニケーションを図ったり、情報拡散を促進したりすることもできる。2015年8月にスタートし、2017年3月時点で取扱品目は約2万7500商品。
日本の大手食品メーカーでは、6月1日に味の素も「ワンドウ」を通じて中国向け越境ECに参入している。
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