共働きのパパとママは「電車で通販サイト利用」が3割超え
ジェイアール東日本企画が実施した共働き世帯のライフスタイルに関する調査から判明
共働きで子育て中の消費者は、電車の中で通販サイトを利用する割合が3割を超えている。
ジェイアール東日本企画がこのほど実施した共働き世帯のライフスタイルに関する調査から、電車内でのネット通販の利用実態が明らかになった。
過去1週間以内に電車内でネット通販を利用した割合で、フルタイムで働いている子育て中の女性は「購入した」が15.1%。「閲覧はしたが購入はしていない」を含めると45.3%が通販サイトを利用していた。
一方、専業主婦は「購入した」が3.2%、「閲覧はしたが購入はしていない」を含めても24.7%にとどまっており、フルタイムの女性との差が大きい。
子育て中の男性は、「妻がフルタイム勤務」の場合、過去1週間以内に電車内でネット通販を利用した割合は「購入した」が10.7%、「閲覧はしたが購入はしていない」を含めると35.7%だった。
男性の場合も、共働き世帯の方が電車内で通販サイトを利用する比率が高い。
電車内でのネット通販でよく購入する商品は、共働き世帯の男女がともに「自分の洋服・ファッション雑貨」と「日用品・生活用品」が同列1位。ジェイアール東日本企画は次のように分析する。
「フルタイムママだけでなく「妻がフルタイム勤務のパパ」も家族時間を優先する生活の中で、買い物については効率化を意識し、電車での移動中の時間を有効活用している様子が伺えます。
また、子育て中で「妻がフルタイム勤務」の男性は、家事の実施率が高く、「日々の食料品や日用品の買い出し」の実施率は56.3%。「妻が専業主婦」の男性と比べて29.5ポイント高い。
その傾向は25歳~39歳で顕著に現れた。ジェイアール東日本企画は、共働き世帯の男性は自主的にブランド決定を行い、商品を購入している傾向が示されたと指摘している。
調査概要
- 調査方法:インターネットアンケート調査
- 調査対象・設計調査数:25~49歳の既婚男女で「末子9歳以下(小学校3年生以下)の同居のお子様」がいる人・夫婦同居している世帯であること(夫単身赴任等の世帯は対象外)・夫婦の親と同居世帯は対象外
- 調査日:2017年2月10日(金)~19日(日)
- 有効分析数:1710サンプル
- 調査対象地域:東京駅を中心として半径40km圏内の一都三県の市区町村が対象
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