音声ショッピングの時代は来るか? 「買い物コンシェルジュ」機能に期待は約2割
男女別では女性の19.4%、男性の15.8%が音声による買い物支援に期待している
KDDIが10月5日に発表した「日本人の音声操作に対する意識調査2017」によると、音声アシスタントを搭載した機器やロボットに将来任せたい役割として「買い物コンシェルジュ(買い物支援)」を選択したのは17.6%だった。
男女別では女性の19.4%、男性の15.8%が音声による買い物支援に期待している。年代別では10~30代は約20%で、40代は13.9%、50代は11.9%、60代は17.9%。
音声アシスタントを搭載したロボットに任せたい役割の1位は「ガードマン (空き巣・泥棒対策)」(37.2%)。2位以下は「サイバーセキュリティ担当 (インターネットのセキュリティ対策)」(36.5%)、「ハウスキーパー (家事支援)」(24.2%)、「ホームドクター (健康管理支援)」(22.8%)と続いた。
現在、自宅で行うことがある音声操作は、1位が「インターネット検索」(14.2%)、2位が「地図の検索」(10.7%)、3位が「天気予報の確認」(9.8%)、4位が「メモ(音声メモなど)」(7.7%)、「ハンズフリー電話(ヘッドセット・スピーカーホンでの通話)」(7.3%)だった。
「文字入力」による検索を「面倒だ」と感じていると答えたのは全体の45.4%。男性が43.2%、女性が47.6%だった。
年代別では男女共に10代は「面倒だ」と感じている割合が低い。女性は年代が上がるにつれ「面倒だ」と感じる割合が高まり、30代以上の年代では50%を超えている。
調査概要
- 調査対象:全国の15歳~69歳の男女1000人(ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員が母集団)
- 調査期間:2017年9月7日〜9月8日
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:男性500人 (10代・20代・30代・40代 各83人、50代・60代 各84人)、女性500人 (10代・20代・30代・40代 各83人、50代・60代 各84人)
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