中国EC大手のJD.comは、スマートホームの開発プラットフォーム「Alpha」を自動車に導入し、車内からスマート家電の操作やネットショッピングを楽しめるようにします。

JDが提携したのは中国の自動車製造大手「吉利汽車」。SUVの「BOYUE(博越)」2018年モデルから、「Alpha」を活用したコネクテッドカーソリューションを導入します。

JDが提携した中国の自動車製造大手「吉利汽車」
車内モニターでネットショッピングもできる吉利汽車のSUV「BOYUE(博越)」

JDは自社のAI、IoT、ビッグデータなどの技術を使い、位置情報サービス、スマートリマインダー、カーメンテナンス、データ分析、音声制御といったスマートサービスを提供。「BOYUE」の車内からも、自宅にある空気清浄機やエアコン、照明、スピーカーなど1000を超えるスマート家電の操作を行うこともできます。

JDは吉利との提携で、コネクテッドカー市場に本格参入します。JDは、吉利などパートナー企業に「Alpha」をオープンプラットフォームとして提供することで、車の各種機能の遠隔操作、車内でのネットショッピングを可能にします

ユーザーは「Alpha」プラットフォームにアクセスすると、車の状態を遠隔で確認でき、家の中から車の暖房やエアコンを作動させることもできます。ワンクリックでネットショッピングできる機能も備え、帰宅途中に車内モニターからカー用品などを簡単に購入することも可能です

JDのバイスプレジデントであるKefeng Li氏は次のように話しています。

今回の提携で、車を運転する人はかつてない利便性を手にすることができます。我々はオンライン、オフラインを問わず、新たなスマートソリューションと製品を融合することで、小売ビジネスの限界を広げています。こうした最新技術によってユーザーはいつでも・どこでも簡単にショッピングを楽しむことができるようになります。車に「Alpha」を搭載することで提供できるサービスの可能性は無限に広がります。我々は、その実現に向けてパートナー企業と協業していきます。

JDは最近、「Alpha」プラットフォームの大規模アップグレードを行いました。2017年末にかけて、関連企業数社と「JDスマートTVスクリーンアライアンス」を始動。テレビ画面からのパーソナライズされたネットショッピング体験を提供しています。

JDがスタートした「JDスマートTVスクリーンアライアンス」
テレビと「Alpha」を連動させてパーソナライズしたECを実現している(編注:画像は編集部が追加)

JDのプラットフォームに対応するスマート家電は、冷蔵庫、スピーカー、エアコン、空気清浄機など。JDは2018年1月に米国で開催された「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2018」で中国初の大画面スクリーンを搭載したスマートアシスタント「JD DingDong Play」(編注:通話、天気予報、音楽演奏、スケジュール管理、スマートホーム製品への接続性などの機能を搭載。写真とビデオのキャプチャ機能、顔認識機能を統合している。スマートスピーカーを通じたショッピングも可能。AR機能もあり、たとえば、口紅や化粧品を購入する前に、AR機能を使用して自分の顔に色をプレビューすることができる)を披露しました。

「インテル Atom プロセッサー」を搭載した「JD DingDong Play」は、顔認証技術を活用した初の家庭用スマートアシスタントです。

「インテル Atom プロセッサー」を搭載した「JD DingDong Play」
大画面スクリーンを搭載したスマートアシスタント「JD DingDong Play」(編注:画像は編集部が追加)
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