60歳以上のインターネット利用率は、60代前半は約90%で、年齢が上がるにつれて低下し80代後半で10~20%になる――。

日本能率協会総合研究所は2月19日、60歳から90歳までの消費者を対象とした「高齢者ライフスタイル構造基本調査」(郵送調査)の一部を公表し、男女別・年齢別のインターネット利用率や、1か月あたりのネット通販利用回数の平均値などを明らかにした。

郵送調査を行い、2500人から回答を得た。

インターネット利用率の全体平均は約60%

「あなたはインターネットを利用していますか」という質問に対し、「自分ひとりで、ある程度利用している」または「利用しているが、誰かの手伝いが必要」と回答した比率の合計をインターネット利用率として算出した。

「60~64歳」は男女ともに約90%に達している。男性の「65~69歳」「70~74歳」は80%前後、「75~79歳」は約60%、「80~84歳」は約40%、「85~90歳」は約20%。

女性は「65~69歳」で約80%、「70~74歳」は約60%、「75~79歳」は約40%、「80~84歳」は約20%、「85~90歳」は約10%。

全体平均は約60%。同年代の男女を比べると、70歳以上の年代では男性の方がやや高い。

日本能率協会総合研究所が実施した「高齢者ライフスタイル構造基本調査」、シニアのネット利用率

シニア層のネット利用率

1か月あたりのEC利用回数は全年代で1回以下

1か月あたりのインターネット通信販売(EC)の利用頻度を、男女別・年齢別に調査した。

5歳ごとの年齢別、性別で平均値を算出したところ、男女ともにすべての年代で1回未満だった。 60代前半は女性が約0.8回、男性が約0.7回。女性の一部年代を除き年齢が上がるにつれて平均利用回数は低下している。

日本能率協会総合研究所が実施した「高齢者ライフスタイル構造基本調査」。シニアのネット通販利用率

シニアのネット通販利用率

「テレビCMやチラシで新商品探す」約3割

「高齢者ライフスタイル構造基本調査」では、新商品を探す方法について、テレビCMやチラシなどの広告で、新商品の情報をチェックしているか聞いた。

「あてはまる」「ややあてはまる」の合計は約3割。年齢別でみると70代までは男女ともに3割程度だが、80代後半になると割合が大きく低下している。

日本能率協会総合研究所が実施した「高齢者ライフスタイル構造基本調査」、新商品情報を手に入れる方法

新商品情報をテレビCMやチラシといった広告でチェックする割合

調査概要

  • 調査期間:2017年12月6日~12月18日
  • 調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」(全国に居住する60歳から90歳までの男女)
  • 調査方法:郵送調査
  • 回答者数:2500人(配布数4000人、回答率62.5%)性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収
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渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

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