低価格で食品・日用品を強化する西友、価格プログラム刷新し約500品目を平均7%値下げ
原料価格や物流費の高騰による食品の値上げ、天候不順による野菜の値上げが続く中、ネットスーパーと店舗で約3000品目の食品・日用品の価格を3か月間据え置く
西友は2月22日、ネットスーパー「SEIYUドットコム」と実店舗338店において、食品や日用品などの販売価格を一定期間固定する価格プログラム「プライスロック」を刷新すると発表した。
対象商品を約1300品目追加し、合計で過去最多となる約3000品目の価格を2月22日から3か月間固定する。対象商品のうち約500品目の価格を平均約7%値下げした。
原料価格や物流費の高騰、昨秋の天候不順などで野菜や生鮮食品などが値上がりする中、約3000品目の食品や日用品の価格を据え置くことで販売を強化する。
「プライスロック」は、西友が掲げるEDLP(Every Day Low Price 毎日低価格)戦略の下、低価格路線を追求する価格プログラム。2015年に導入し、これまで12回実施した。
今回のリニューアルで「プライスロック」の対象期間をこれまでの6か月から3か月に変更。「生鮮強化」を打ち出し、青果や水産、畜産の売れ筋商品であるバナナ、サーモン、アンガスビーフなどを追加した。
西友の親会社であるウォルマートは2018年1月、楽天との戦略的提携を発表。楽天と西友は2018年7-9月期にネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」を立ち上げ、協働運営する。西友のネットスーパー「SEIYUドットコム」は「楽天西友ネットスーパー」へ移行する。
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