瀧川 正実 2016/9/29 9:00

日本瓦斯(ニチガス)は2016年10月から、メッセージアプリ「LINE」の「チャットボット」(自動応答システム)を活用したガス器具のECを始める。

「LINE」とAI(人工知能)を組み合わせた「LINE BOT」(LINEを用いた自動応答の技術)を通じたメッセージのやり取りを自動で応答する。

加えて、ファンヒーターなどの器具の注文をメッセージアプリ上で決済できる環境を用意。ユーザは注文から決済といった買い物をスマホだけで完結できるようになる。

チャットボットのEC活用には、次のような機能やメリットがある。

  • メッセージアプリをオンラインショッピングの場として提供
  • 自動応答で業務の自動化とオペレーションを効率化
  • メッセージアプリの企業アカウント上で、プロモーションから購入までを提供

「LINE+人工知能」のチャットでガス器具をネット通販。決済機能もアプリ上に用意。日本瓦斯(ニチガス)とメタップス

LINE上でのやり取りのイメージ

ニチガスが9月に出資・業務提携したメタップスのグループ会社、SPIKEペイメントが提供する「SPIKEチャットペイ」を活用する。

「SPIKEチャットペイ」、はLINEなどのメッセージアプリ上で、自動応答によるメッセージのやりとりを通じて買い物ができる決済サービス。スマホアプリの分析ツールの開発・運営で蓄積したデータ解析技術と、SPIKEペイメントのクレジットカード決済サービスを組み合わせた。

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