フリマアプリ「フリル」の販売手数料を無料化
「フリル」ではこれまで、取引成立時に出品者から販売価格の10%の手数料を徴収していた
フリマアプリ「フリル(FRIL)」のFablicは10月1日から、取引成立時に出品者から徴収している販売手数料を無料化した。12月31日までの期間限定としており、販売手数料無料期間後の料金については未定。
Fablicに関しては9月、楽天が全株式を取得して子会社化(参考記事)。楽天が展開しているフリマアプリ「ラクマ」と同様、販売手数料を無料化することでシェアの拡大につなげていく。
「フリル」ではこれまで、取引成立時に出品者から販売価格の10%の手数料を徴収していた。「フリル」はファッションに特化したアプリであるため高単価商品が多く、販売手数料が数万円になることもあったという。
また、フリルへの出品経験者を対象にアンケートを実施し、「販売手数料が安くなるか無料となったら価格をどうするか」と聞いたところ、利用者の73.6が「今までよりも安く出品する」と回答。よりやすく購入できるフリマアプリとして利用者の拡大に期待する。
Fablicでは手数料の無料化に合わせて、10月22日から2年ぶりとなるテレビCMを放送する予定。
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