瀧川 正実 2016/11/8 7:00

花王が中国向けECを強化している。

中国の大手インターネットサービス企業であるネットイースと製品販売に関する契約に合意。11月2日にネットイースが運営する消費者向け越境ECサイト「Kaola.com(網易考拉海購)」に旗艦店をオープンした。

花王は2015年11月、「Tmall Global(天猫国際)」に出店。2016年5月には京東集団が運営する越境ECサイト「京東全球購(JDワールドワイド)」に旗艦店を構え、中国向けECの多店舗化を進めている。

「Kaola.com(網易考拉海購)」の旗艦店では、子供用紙おむつ「メリーズ」を販売する。「メリーズ」は中国で人気を集めており、輸入業者が高値で転売しようと日本の店頭で買い占め、過去には品切れが続出するといったケースもあった。

「Tmall Global(天猫国際)」の旗艦店などと同様に「メリーズ」を扱い、「Kaola.com(網易考拉海購)」を利用する中国消費者の需要を開拓する。

※11月8日9時30分に一部記事を修正しました。

花王が中国向けECを強化、ネットイース運営の「Kaola.com」に旗艦店をオープン

花王の「Kaola.com(網易考拉海購)」旗艦店

「Kaola.com(網易考拉海購)」は6月現在、日本、韓国、米国、オーストラリアやヨーロッパ発の人気ブランド数百点を販売。中国全土8億人超のネットイースユーザーが利用できるプラットフォームとして、急成長を遂げているという。

2015年1月のサイト開設以来、直販型ECサイトとして展開。ユーザーに「高品質の商品、お得な価格、優れたサービス」を提供していることが評価されているという。

「Kaola.com(網易考拉海購)」には楽天が2016年5月、「楽天市場」を出店している。

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