ベルーナが総合通販の送料無料を廃止へ、「現状の送料価格の維持は大変困難」
4月1日以降順次、アパレルや看護服は送料無料を廃止。食品やワインは送料無料の条件を引き上げる
総合通販大手のベルーナが通販の送料を4月1日以降、順次値上げする。総合通販(アパレル)や看護服は送料無料を廃止。食品やワインは送料無料の条件となる購入金額を引き上げる。
全国で配送運賃が値上がりする中、コストの上昇分を内部で吸収しきれなくなったことから送料を見直す。ベルーナは送料改定の理由について、通販サイトなどで顧客向けに次のように説明している。
近年の宅配業界では、配送件数の増加及び人手不足の問題が起きており、全国で配送運賃が高騰しております。弊社グループとしましては、お客様にご負担をおかけしないよう、できる限り内部でコストを吸収し、送料価格の維持、増加幅の抑制に努めてまいりましたが、現状の送料価格を維持することが大変困難な状況となっております。
「アパレル」は現在、1回の注文金額5000円以上で送料無料となるが、4月1日以降は送料190円を徴収する。1回の注文金額が5000円未満の場合、4月1日以降も送料は従来通り490円。
食品を扱う「ベルーナグルメ」は現在、1回の注文金額が5000円以上で送料無料だが、4月3日以降は送料無料の条件を7000円以上に変更する。
ワインを販売する「マイワインクラブ」は4月3日から、定期コースの送料を従来の無料から200円に変更。コース以外の商品の送料無料の条件を、従来の1回の注文金額5000円以上から7000円以上に変える。
看護服を扱う「ナースリー」は4月10日に送料無料を廃止。現在は1回の注文金額が5400円以上で送料無料だが、4月10日から送料313円を徴収する。5400円未満の送料は従来通り529円。
※「ナースリー」の4/10以降の料金に誤りがあり、13:30に修正しました。
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