ニトリの通販売上は35%増の305億円、店舗連動の拡充などで高成長維持
家具・インテリア用品の販売事業に占める通販売上高の比率は約5.5%
ニトリホールディングスの2018年2月期における通販売上高は、前期比35.0%増の305億円だった。ECサイトで使う商品画像にコーディネート写真を増やしたほか、店舗とECの連携を強化した。
家具・インテリア用品の販売事業に占める通販売上高の比率は約5.5%。前の期(2017年2月期)と比べて1.1ポイント上昇している。
EC事業では近年、店舗とECの連携を強化している。2016年7月にECサイトで販売した商品の店頭受取サービスを開始。2017年6月からは、店頭で販売されている商品のバーコードをスマホでスキャンし、注文と発送手続きを行えるサービス「手ぶらdeショッピング」を公式アプリの新機能として開始した。
物流面では、人材不足やEC市場拡大による物流需要の高まりに対応するため、人口知能を搭載した自動搬送ロボット「BUTLER(バトラー)」などの稼動を始めた。
2018年2月期における四半期ベースの売上高の増加率(前年同期比)は、第1四半期から25.0%増、36.2%増、29.5%増、39.8%増と期を追うごとに高まっている。
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