ECの決済代行サービス市場は2022年度に約5000億円に拡大、2016年度比で約2.5倍に
ミック研究所の調査結果。2018年度から2022度までの平均成長率は15.4%増で推移すると予想している
情報通信分野の市場調査を手がけるミック経済研究所は4月11日、「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2018年度版」の一部を公表、ECの決済代行サービス市場が2022年度に4970億円に拡大するとの見通しを示した。2022年度の市場規模は2016年度比で約2.5倍。
2016年度の市場規模は前年度比16.5%増の2041億円、2017年度は同19.2%増の2432億円だった。
2018年度から2022度までの平均成長率は15.4%増で推移すると予想している。
市場拡大の背景として、ECサイトを簡単に立ち上げられるサービスが普及したほか、Yahoo!ジャパンの出店料無料化や、メーカーや実店舗がネット通販に参入していることなどから、決済代行サービス事業者にとっての顧客が増えていると指摘している。
「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2018年度版」は、国内のECにおけるネット決済代行サービス事業者を対象に調査を実施。各社の売り上げや市場動向などから市場規模を予測した。
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