スマホで使うECサイトは「楽天市場」「Amazon」が5割以上で拮抗
視聴行動分析サービスを提供するニールセンデジタルが実施したスマホECに関するユーザー調査によると、2018年4月度にスマホで利用されたオンラインショッピングサイトは「楽天市場」と「アマゾン」が56~57%で拮抗している。
スマホでの利用率が高いオンラインショッピング上位3サービスは「楽天市場」(57%)、「アマゾン」(56%)、「Yahoo!ショッピング」(36%)だった。
オークション/フリマサービスでは、「Yahoo! オークション」が25%で最も高い。2位は「メルカリ」(23%)、3位は2018年2月に「フリル」と統合した「ラクマ」(11%)。
年齢別で見ると、18~24歳女性はオンラインショッピングのアクティブリーチで「ZOZOTOWN」が3位。25-34歳女性のオークション/フリマサービスの1位は「メルカリ」だった。
スマホ利用者はPCの3~4倍
2018年4月度におけるデバイス別のECサービス利用者数(上位3サービスの合計)は、オンラインショッピングではスマホが5142万人、PCは1674万人。スマホとPCは約3倍の開きがある。
オークション/フリマサービスではスマホが2749万人、PCは683人。スマホはPCの約4倍の水準。
利用時間シェアはオンラインショッピングとオークション/フリマサービスのどちらもスマホが圧倒的に高い。
調査概要
ニールセンデジタルがPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン ネットビュー)」、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン モバイル ネットビュー)」のデータをもとに、2018年4月の日本におけるオンラインショッピングサービスとオークション/フリマサービスの利用状況を発表した。
Nielsen NetViewは、日本全国に4万人以上のオンライン視聴者パネルを構築し、データを収集、報告している。職場にも2200人以上のパネルを構築。
Nielsen Mobile NetView は日本全国の8000人(iOS、Android 各4000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成している。