「LINEショッピング」に写真や画像で商品検索できる「ショッピングレンズ」、イメージから探すニーズに対応
LINは6月28日、「LINEショッピング」に写真や画像で商品検索できる新機能「ショッピングレンズ」を導入した。6000万点以上のアイテムの中から、ほしい商品をビジュアルだけで探すことができるようにする。
また、サービス開始から約1年となる2018年6月12日時点で、「LINEショッピング」の会員登録数は2000万人を突破した。
その場で商品を撮影したりスマホに保存していた画像をアップロードすると、画像解析技術を用いて近しい商品を検索する仕組み。LINEは次のようにコメントしている。
これまで、商品を探す際、ユーザーは商品名を記載したり、特定のブランドやカテゴリーを深掘っていくしか商品検索の方法はありませんでした。ショッピングレンズであれば、商品名がわからなくても、洋服や家具などを撮影した写真やファッション雑誌やインスタグラムなどのSNSをスクリーンショットした画像から、近しい商品を検索する事ができるので、“イメージしていた洋服を手軽に見つけたい”というユーザーニーズに応える事が可能になります。
画像から商品を探す画像検索機能は、「楽天市場」が2018年4月までにファッションとインテリアジャンルの検索対象に導入。「ユニクロ」「Amazon」のアプリなどで利用できるが、一部企業にとどまっている。
LINEが約500人のスマホユーザーに行った調査では、9割のユーザーが「洋服を探しているとき、イメージしていた商品が見つからない、見つけるのが難しいと感じることがある」と答えたという。
「普段洋服を購入する際に参考にするものは何ですか?」の問いに対して最も多かった回答は「店頭ディスプレイ」。「ファッション雑誌」「オンライン情報(ブランドのホームページやECサイトなど)」などが続き、スマホユーザーは視覚的な情報を重要視している状況という。