「ZOZOSUIT」よりも便利? スマホだけでボディサイズを計測できる「Sizer」が登場
ファッションEC事業者への導入をめざす
massenextは10月29日、スマホを使って身体のサイズを計測するアプリ「Sizer(サイザー)」の国内での提供を開始した。ファッションEC事業者への導入をめざす。
「Sizer」を開発したのはイスラエルのSizer Technologies。massenextはSizer Technologiesと独占代理店契約を締結している。
「Sizer」は、メジャーやボディスーツを使わずに身体のサイズを計測できるのが特徴。
アプリを起動した状態で、スマホを椅子などに立て掛けて固定し、スマホのカメラで全身を写す。音声ガイダンスに従って数パターンのポーズをとると、計測が完了する。
計測項目は10月29日時点では「肩幅」「胸囲」「ウエスト」「ヒップ」「股下」。
計測時間は約2分間。ユーザーはボディラインがわかる服装を着る必要がある。
「Sizer」のサービス提供開始に伴い、国内大手スポーツメーカーが「Sizer」のトライアルを行うという。
「Sizer」と「ZOZOスーツ」はどちらが便利?
「Sizer」は専用スーツを着用する必要がない点で、ZOZOが提供しているボディサイズ計測スーツ「ZOZOSUIT(ZOZOスーツ)」よりも簡単に計測できる。
ただし、計測項目は「ZOZOスーツ」よりも少ない。
「ZOZOスーツ」は肩幅や胸囲、ウエスト、ヒップ、股下のほか、首回りや腕の長さ、太もも周り、ふくらはぎ周り、足首周りなども計測できる。
「Sizer」と「ZOZOスーツ」の計測精度は、筆者が利用した限りでは、どちらもメジャーで計測した数値と比べて項目によっては数cmの誤差があった。
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