クチコミを見る目的は「買ったことのない商品を購入するとき」が68%
クロス・マーケティングが「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査」を公表
市場調査などを手がけるクロス・マーケティングは10月30日、クチコミを閲覧する消費者の割合や、オンラインのクチコミを見る目的などに関する調査結果を明らかにした。
インターネットで情報を閲覧しているユーザー3807人を対象に、オンラインのクチコミを見る頻度について質問したところ、「よく見ている」は23.1%、「たまに見ている」は52.8%、「ほとんど見ない」は17.9%、「全く見ない」は6.2%だった。
オンラインのクチコミを見るユーザー2000人に、クチコミを見る目的を選択式(複数回答)で質問した。
その結果、「買ったことのない商品を購入するとき」が68.8%が最も多く、次いで「家電を買うとき」(62.6%)、「外食するとき」(48.9%)、「利用したことのないサービスを利用するとき」(48.9%)、「日用品を買うとき」(42.8%)、「旅行先を決める時」(41.2%)となっている。
オンラインでクチコミを書き込む理由は、年代が上がるほど「他者に自分の体験を伝えるために使っている」の比率が高い。逆に年齢が若いほど「自分の記録用に使っている」の割合が高くなる。
クチコミの内容に影響を受ける人(n=1944)を対象に、「買いたい/利用したい」と思うクチコミを自由解答式で質問した。類似するキーワードごとに回答を分類したところ、「評価が良い/高い」「ポジティブな内容の書き込みがある」といった内容のほか、メリットだけでなくデメリットを書いたクチコミがあることが、購入意欲を高める場合もあるとしている。
調査概要
- 調査名:オンライン上の口コミ利用に関する実態調査
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査対象:18~69歳の男女、かつオンラインでのクチコミ視認者
- 調査期間:2018年9月28日~9月30日
- 有効回答数:SC3807・本調査2000サンプル
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