アマゾンで日用品を自動再注文できるIotサービスが続々登場している「Amazon Dash Replenishment」とは
インターネットにつながった生活家電などを通じて、日用品や食品などをAmazonで自動注文できるサービスが続々と登場している。
サンスターは12月5日、IoTスマートハブラシ「G・U・M PLAY(ガム・プレイ)」の交換用歯ブラシを自動で再注文するサービスを開始。歯みがきの回数を計測し、交換時期に合わせて自動で再注文する。
ウォーターサーバーを提供している富士山の銘水も同日、インターネットにつながったウォーターサーバーが水の消費量を計測し、残量が少なくなるとボトルウォーターを自動で再注文する製品を発売した。
また、スマートショッピングが手がける、ペットボトルや食品など消耗品の残量を自動計測するIoTマット「スマートマット」も12月5日、Amazon.co.jpでの自動再注文サービスに対応。「スマートマット」の上に消耗品を置いておくと、残量が少なくなったタイミングでAmazon.co.jpを通じて商品を注文する。
自動注文は「Amazon Dash Replenishment」を活用
サンスターや富士山の銘水、スマートショッピングが開始した自動再注文サービスは、Amazonがメーカー向けに提供している「Amazon Dash Replenishment」を活用している。
「Amazon Dash Replenishment」は、IoT製品とAmazon.co.jpが連携し、消耗品が必要になるタイミングで自動的に再注文できるようにするクラウドサービス。
「Amazon Dash Replenishment」に対応している製品には、遠隔でペットのようすをカメラで確認したり、エサを与えたりすることができる見守りカメラ「PETCUBE BITES」などがある。
「Amazon Dash Replenishment」は2015年に米国で発表され、国内外で対応製品が増えている。開発者向けの情報が掲載されているページは現在、英語表記のみ。日本語化を順次進めるとしている。