ホビーECの駿河屋が出店型のマーケットプレイスを開設へ
ホビー商材を扱う全国の実店舗などの出店を見込む。出店者の代金回収を代行するほか、エンドユーザーからの問い合わせへの対応もサポートする。
フィギュアやトレーディングカードなど、ホビー商材の買取販売店「駿河屋」を運営するエーツーは9月5日、ECサイト「駿河屋.jp」内に、出店型のマーケットプレイスを開設すると発表した。ホビー商材を扱う全国の実店舗などの出店を見込む。
新たに開設するのは「駿河屋マーケットプレイス」。マーケットプレイスを手掛けるのは初めて。先着200社限定で、出店料と販売手数料を無料にする。
出店者の代金回収は駿河屋が代行する。出店者に対するエンドユーザーからのクレーム対応も、駿河屋のカスタマーサービス部門がサポートするという。
「駿河屋マーケットプレイス」の正式リリースに先がけ、駿河屋静岡本店が試験運用を行なっている。現在、トレーディングカードなど6000点以上を出品しているという。
エーツーによると、出店料や販売手数料の正規料金は現時点では未定。先着200社の枠が埋まり次第、正規料金へ移行するとしている。
エーツーの企業サイトによると、2018年8月期の売上高は前期比12.4%増の224億3200万円。2018年8月時点で直営店29店舗、フランチャイズ加盟店は83店舗。
2014年には、「駿河屋」が保有するデータを利用できるPOSシステム「スルガヤクラウドPOSシステム」の外販を開始。また、2015年中に「駿河屋」のマーケットプレイスを稼動する計画だったが、延期していた。
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