セシルマクビー、試着した洋服をSNS投稿+売れたら成果報酬の新しい取り組みスタート
「CECIL McBEE(セシルマクビー)」を運営するジャパンイマジネーションは11月22日、来店客が店内の服を試着して写真をSNSに投稿し、投稿経由で商品が売れた場合に成果報酬が発生する取り組みを「セシルマクビー渋谷109店」で開始した。
SNSを通じてブランドの魅力を消費者に伝えるのが狙い。サービス開始にあたり、SPRING OF FASHIONが提供しているプラットフォーム「KITEKU」を導入した。
「KITEKU」は利用者が店内の服を無料で試着し、60分間外出できるサービス。利用者は試着姿を撮影し、指定されたURLと一緒にSNSに投稿することで、試着した洋服を販売できる仕組み。
投稿経由で商品が売れた場合、販売価格の10%が投稿者に支払う。また、Instagramに投稿した写真に「いいね」が付いた場合、「1いいね」あたり1円が支払われる。
SPRING OF FASHIONによると、衣類のレンタル時に電話番号で本人認証を行い、利用者の身元情報を取得するという。
「セシルマクビー渋谷109店」では10時から午後5時まで貸し出しを受け付ける。試着した商品の返却期限は午後6時。2020年1月中旬までは平日のみ実施し、その後、休日も含める予定。対象商品は洋服とバッグ。アクセサリーと靴は対象外。雨天の日も貸出不可。
ジャパンイマジネーションの営業統括リーダー・手塚氏は次のようにコメントしている。
CECIL McBEEはこの冬「今の時代にちょうどいい」をコンセプトにリブランディングを行いました。SNSを通して新しいCECIL McBEEの魅力が伝わって欲しいと思い一緒にお取り組みさせて頂くことを決めました。KITEKUには情報拡散はもちろんお客様との新しいコミュニケーションとしての効果も期待しています。ウェブルーミングやショールーミングが一般化している昨今だからこそリアルとWEBをつなぐためのことに今後も積極的に取り組んでいきたいです