ecbeingとオプトがEC分野のSNSマーケティングで業務提携
ecbeingは12月4日、オプトと業務提携を締結したと発表した。業務提携を通じて、SNSマーケティングのノウハウとECマーケティングのノウハウを融合し、生活者と企業へのさらなる貢献をめざす。
業務提携で取り組むのは、SNSでの商品認知から興味喚起・ECでの商品理解、検討から購入、SNSでのシェアなど、生活者の行動(ビッグデータ)を分析。事業戦略・商品戦略・コミュニケーション戦略立案への活用を支援する。
さらに、ECとSNSを統合したコミュニケーションの「戦略立案・実行・改善」までをワンストップで提供する。
昨今、商品を購入する前にSNSで口コミを参考にして、購入後の使用感をSNSで発信するなど、生活者の消費行動は変化。生活者の認知・興味・検討(比較)・購入・シェアといった一連の行動を理解する上でビックデータの活用・分析が重要となっている。
企業側では、SNSマーケティングとECマーケティングの管轄部門は異なる場合が多く、生活者の変化に対し一貫した効果的・効率的なコミュニケーション活動に支障を来すなどの課題も顕在化。両社は統合型コミュニケーション設計のニーズは増加傾向にあり、需要が見込めると判断した。
ecbeingが提供しているECサイト構築システム「ecbeing」は、富士キメラ総研が発行する『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』において、ECサイト構築ソリューション市場占有率で11年連続1位を獲得している。
ECビジネスにおけるビジュアル活用支援の強化を進めており、2019年にはデジタル施策におけるビジュアル活用支援に特化した子会社「株式会社visumo(ビジュモ)」を新設。ビジュアルコンテンツの1つである動画素材をツール上で簡単に作成できる新サービス「visumo video maker」の提供をスタートしている。
オプトはこれまで、デジタルマーケティング事業を通して、企業にSNSアカウントコンサルティングやインフルエンサーマーケティングの提供を行い、企業のブランディング・売り上げ向上に貢献してきた。