食品宅配のオイシックスが外食業を支援、第1弾は「塚田農場」や「串カツ田中」の食材を販売
農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地は4月15日から、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって事業の休業を余儀なくされ外食産業への支援策を、食品宅配サービス「Oisix」を通じて随時実施する。
外食産業支援の第1弾として、エー・ピーカンパニーが運営する飲食店「塚田農場」の食材を販売する。その後は、串カツ田中ホールディングスが運営する「串カツ田中」の人気メニュー食材、KURKKUが運営する体験型農場施設「KURKKU FIELDS」内の飲食店で使用する予定だった食材の販売を予定している。
エー・ピーカンパニーは4月2日から、飲食店の全店舗を休業。営業時に提供する予定だった多くの食材の使用が難しい状況にある。また、契約栽培をしている食材の多くは生育を止めることができないなどの問題があり、オイシックスのECサイトを通じて販売することにした。
全国に276店舗を展開する「串カツ田中」も直営店116店舗の一定期間休業を発表した。千葉・木更津の体験型農場施設「KURKKU FIELDS」内の飲食店も一定期間の休業を実施。飲食店食材の販売として「Oisix」のECサイトで商品の販売を予定している。
オイシックス・ラ・大地は今後、その他の飲食店への支援活動などを含め、支援企画を検討していく。
新型コロナウィルスの感染拡大における緊急事態宣言に伴い、外出を控える政府の要請が続いている。オイシックス・ラ・大地は飲食業界の企業と組むことで、いつもと異なるメニューを提供することができ、消費者の自宅で過ごす時間に変化を出すことができる。
「Oisix」で販売する商品は、「塚田農場」の人気商品である黒さつま鶏(地鶏)を使ったしゃぶしゃぶセットと正肉セット、店舗で日向夏のサワーで提供してる宮崎産の日向夏。「串カツ田中」からは、店舗でも大人気の串カツ10本セットや、「KURKKU FIELDS」でも人気の畜産加工品を近日中に販売する予定。
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