YouTubeの影響で商品を買った割合は19~22歳女性で3割超、「化粧・美容品」を購入
クロス・マーケティングが実施した「YouTubeの利用実態調査」(対象は全国13~34歳の男女1000人)によると、最近1か月でYouTubeに影響されて商品やサービスを買った(課金した)経験がある消費者は、13~15歳男女と19~22歳女性でそれぞれ3割を超えた。
13~15歳男性の購入・課金率は31%で1位はゲーム。女性の購入・課金率で最も多かった年齢層は19~22歳で、購入・課金率は36%、購入商品のトップは化粧・美容品だった。13~15歳女性の購入商品トップも化粧/美容品で、購入・課金率は34%となっている。
年代ごとに購入したジャンルを見ると、男性はほぼ全年代で1位が「ゲーム」、女性は「化粧/美容品」がランクインした。
1日あたりのTV視聴時間、YouTube視聴時間を調査したところ、YouTubeの視聴時間が最も多かったのは19~22歳(主に大学生)の男性で33%。女性も16~22歳(主に女子高生・女子大生)で、YouTube視聴時間が長く、16~18歳と19~22歳が各25%となっている。
一方、男女共通して年齢が増えるほどTVの視聴時間が長くなっている。30代前半女性では9割がテレビを見ており、YouTubeの視聴は30分未満が半数だった。
最近1週間にYouTubeで見たユーチューバーを聞いたところ、男性はゲーム系、若年女性は音楽系、30代前半女性はダイエット系の視聴が特徴となっている。どの年代も知名度の高いユーチューバーが上位に上がっているおり、特に19~29歳男性と19~22歳女性では「東海オンエア」が2位以下を引き離して一強だった。
男性では「ポッキー・兄者弟者・キヨ」などのゲーム系チャンネル、女性では「すとぷり・スカイピース・嵐・ジャニーズJr.」といった音楽系、「竹脇まりな」といったトレーニング系などが上位の回答にあがった。
調査概要
- 調査地域:全国
- 調査対象:13~34歳の男女
- 調査期間:2020年10月6~8日
- 有効回答数:1000サンプル
LINEが提供する「LINEリサーチ」を、アライアンスパートナーであるクロス・マーケティングが利用してアンケートを行った。