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矢野経済研究所が実施した国内のオンライン調剤、OTC医薬品(一般用医薬品および指定医薬部外品)のEC市場調査によると、国内OTC医薬品のEC市場規模(BtoC、メーカー出荷金額ベース)は前年比12.2%増の562億円だった。

EC市場の拡大に加え、コロナ禍での非接触購入ニーズの増加や外出機会の減少などが市場拡大を後押ししている。

国内OTC医薬品のEC市場規模
国内OTC医薬品のEC市場規模

OTC医薬品EC市場では、オンラインで専門家に相談しながらOTC医薬品を購入、オンライン診療・服薬指導から自宅などでの処方箋医薬品の受け取りまでを完結できるサービスが登場。こうした機能に加え、専門家が監修などを行った正しい医療情報をWebページ上で提供する企業も存在している。

オンライン薬局は医薬品の購入に加え、専門家への相談や信頼できる専門情報の取得、医療関連データの蓄積といった専門性の高い機能も持つ。また、日常における医療・ヘルスケアのパートナー的存在として、顧客と深く長期的な関係を築ける可能性がある。

国内OTC医薬品市場は8千数百億円規模で微増から横ばい傾向で推移する一方、OTC医薬品EC市場は今後も成長が期待できる販売チャネルという。

国内OTC医薬品のEC市場は今後3年間で約8%増と伸長する見通し。これまでOTC医薬品のEC化率が低かったことから、OTC医薬品市場全体の成長が停滞するなかでも、一定のEC化率に達するまで市場は拡大を続けると予測している。

国内OTC医薬品市場について
国内OTC医薬品市場について

 

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