瀧川 正実 2014/4/10 12:29

アパレルECの夢展望が新たな顧客層の開拓を狙い、新ブランドの立ち上げ、オムニチャネル展開を加速している。新たに10代前半の女性、30代女性をターゲットにしたアパレルブランドを4月中旬までに立ち上げ、両ブランドともECサイトの他、リアル店舗でも展開する。夢展望の中心顧客は20代女性のため、リーチする層の多角化が急務となっている。実店舗展開による知名度向上なども併せて、リアルからネットへの集客も含めたオムニチャネルも進める。

新たに立ち上げるブランドは、「chocolatemonster(チョコレートモンスター)」と「IcOnIcFoRm(アイコニックフォルム)」。チョコレートモンスターは10代前半の小学生を、アイコニックフォルムは30代女性をターゲットにしている。

両ブランドともECサイトの他、期間限定の実店舗での販売を行う。チョコレートモンスターは4月15日にECサイトで発売した後、同18日から「SHIBUYA109 ABENO」で店舗運営を始める。アイコニックフォルムは実店舗展開を先行。同16日から有楽町に期間限定店舗を開設し、同下旬にはECサイトでの販売を展開する。

併せて、ファッション雑誌との企画タイアップによる露出、ファッションショーも開催する予定で、新ブランドの認知向上につなげる。

夢展望はこれまで、ECで事業を展開。13年3月に、テレビ通販大手のQVCジャパン専用のブランドを開発し、商品を供給する事業を始めている。新たに店舗展開、新ブランドの立ち上げを進めるのは、ネット以外のチャネルによる新規顧客の開拓、20代女性以外の女性にアプローチし、顧客層を広げることが必要と判断したため。

夢展望が10代前半の女性を開拓するために立ち上げた新ブランド立ち上げるブランドは、「chocolatemonster(チョコレートモンスター)」

チョコレートモンスター
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