夢展望、オムニチャネルと新ブランドの立ち上げで事業の多角化推進
新ブランドを立ち上げ、実店舗とECで展開、夢展望、オムニチャネルを加速

アパレルECの夢展望が新たな顧客層の開拓を狙い、新ブランドの立ち上げ、オムニチャネル展開を加速している。新たに10代前半の女性、30代女性をターゲットにしたアパレルブランドを4月中旬までに立ち上げ、両ブランドともECサイトの他、リアル店舗でも展開する。夢展望の中心顧客は20代女性のため、リーチする層の多角化が急務となっている。実店舗展開による知名度向上なども併せて、リアルからネットへの集客も含めたオムニチャネルも進める。
新たに立ち上げるブランドは、「chocolatemonster(チョコレートモンスター)」と「IcOnIcFoRm(アイコニックフォルム)」。チョコレートモンスターは10代前半の小学生を、アイコニックフォルムは30代女性をターゲットにしている。
両ブランドともECサイトの他、期間限定の実店舗での販売を行う。チョコレートモンスターは4月15日にECサイトで発売した後、同18日から「SHIBUYA109 ABENO」で店舗運営を始める。アイコニックフォルムは実店舗展開を先行。同16日から有楽町に期間限定店舗を開設し、同下旬にはECサイトでの販売を展開する。
併せて、ファッション雑誌との企画タイアップによる露出、ファッションショーも開催する予定で、新ブランドの認知向上につなげる。
夢展望はこれまで、ECで事業を展開。13年3月に、テレビ通販大手のQVCジャパン専用のブランドを開発し、商品を供給する事業を始めている。新たに店舗展開、新ブランドの立ち上げを進めるのは、ネット以外のチャネルによる新規顧客の開拓、20代女性以外の女性にアプローチし、顧客層を広げることが必要と判断したため。
チョコレートモンスター
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