フューチャーショップ、ECサイトで購入した商品を店舗で受け取れる「店舗受取オプション」を実装

「futureshop」利用企業は、機能追加開発の必要なく月額3000円(税抜)で「店舗受取オプション」を利用できる

藤田遥

2022年2月28日 8:00

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは、ECサイトで購入した商品を店舗で受け取るサービスを利用できる「店舗受取オプション」を実装した。

ECサイト利用者の利便性、顧客体験向上につながる

「futureshop」利用企業は、機能追加開発の必要なく月額3000円(税抜)で「店舗受取オプション」を利用できる。「店舗受取オプション」の主な機能は次の通り。

1. 商品届け先をあらかじめ設定した各店舗から選択できる

ECで商品購入時、自宅または任意の住所に配送する代わりに、届け先として店舗を指定できる。その際、送料無料設定となる。大型商品など、店舗受け取り対象外商品を個別に設定可能。

2. 支払場所をECまたは店舗から選択可能

ユーザーは、ECサイトでオンライン決済を行い、店舗で商品を受け取るだけにするか、店頭でアイテムを気に入ったら支払いを行うか選択できる(オンライン決済の場合は一部決済方法に制限あり)。

3. 店舗ごとに受取場所、引き渡し方法をメールに記載できる

店舗に注文商品を配送するタイミングで、購入者に受取通知メールを送信できる。レジやカウンターなど、受取場所や購入商品の引き渡し方法については、受取通知メールや各店舗の詳細方法に記載できる。

フューチャーショップ 店舗受取オプション利用イメージ futureshop BOPIS
「店舗受取オプション」利用イメージ(画像はフューチャーショップサイトからキャプチャ)

「店舗受取オプション」を導入することで、企業はBOPIS(Buy Online, Pick-up In-Store)を提供でき、次のような価値を顧客に提供できるという。

  1. 利便性向上:ユーザーは通勤・通学など好きなタイミングで、送料を発生させずに店舗で商品を受け取れる。また、購入の心理的ハードルを下げる。
  2. ブランド接触機会の増加:来店機会を作り出すことで、新作やキャンペーンなどの情報提供、ついで買いなどを店頭で促進できる。また、感染症対策に配慮しているユーザーにも、受取場所を一般店舗レジと別にするなどの運用で、店舗内滞在時間の短縮が可能。
  3. 在庫適正化:あらかじめECで購入を済ませることで、在庫をおさえることができる。店舗での欠品防止につながり、顧客体験を向上できる。

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