トランスコスモスが「日本直販事業」を売却、BPO事業のギグワークスグループが譲受へ
「日本直販事業」の買収を決めたギグワークスは、イメンスなど既存株主から老舗通販「悠遊生活」の全株式を7月1日付で取得。ギグワークスグループは、老舗総合通販ブランド「日本直販」「悠遊生活」を展開していく
トランスコスモスは、総合通販の日本直販事業を売却する。BPO事業を手がけるギグワークスグループに譲渡する。売却額は非公開。
トランスコスモスは2012年12月に民事再生法の適用を申請していた総通から通販事業を譲り受けるため、新設したトランスコスモスダイレクトが事業を継承。その後、2013年1月にトランスコスモスダイレクトは社名を日本直販に変更。2015年に日本直販を本体に吸収合併した。
2022年における日本直販事業の売上高は49億円。売却は事業構成見直しの一環。クライアント企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)といった中核事業に経営資源を集中する。
日本直販事業を会社分割して新設する「日本直販」(2022年7月1日設立)の全株式を、7月1日付でギグワークスの子会社となる総合通販の悠遊生活に譲渡する。
「日本直販」はテレビ通販やラジオ通販を中心に総合通販を展開する老舗通販ブランド。悠遊生活は老舗通販のイメンスが2022年1月に分社化して設立、ショッピングカタログ「悠遊生活」を中心とした通販事業、EC、テレビショッピング事業を手がける。
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