丸井グループは3月17日、DX(デジタルトランスフォーメーション)のさらなる加速に向けてCTO(Chief Technology Officer)を設置し、巣籠悠輔氏が執行役員CTOに就任すると発表した。
CTO設置でグループ全体のプロダクト戦略の統一と開発体制の高度化を推進。CTOを中心に、丸井グループおよび各社のプロダクトの方向性を策定し、開発プロセスの進化を通じて企業価値の向上につなげる。
新たにCTOに就任する巣籠氏は、エンジニアとしてAI・ディープラーニング分野に知見を持つ人物で、スタートアップでのCTO経験を持つ。最終学歴は東京大学大学院修了。在学中にはグノシーやREADYFORの創業メンバーとして、アプリ開発やデザインに携わった。2016年には医療AIスタートアップMICINを共同創業。東京大学招聘講師としてディープラーニングの講義も担当している。著書に『詳解ディープラーニング』『ディープラーニングG検定公式テキスト』など。2018年には「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出された。2024年からは「マルイユナイト」にCTOとして参画している。
丸井グループは経営ビジョンに「『好き』が駆動する経済」を掲げ、社会的インパクトと利益の両立をめざしている。その実現に向け、近年はデジタル活用を軸としたプロダクト開発体制の強化を進めてきた。
2022年にはUI/UXデザインを手がけるグッドパッチとの合弁会社「Muture」を設立し、デジタル人材の採用や開発体制の構築を推進。さらに2024年には、グループ初のテックカンパニーとして「マルイユナイト」を設立し、アプリやWebサイトなど顧客接点の開発を加速している。今回のCTO新設は、これらの取り組みをグループ全体へ横展開する狙いだ。
